ここで認定の資格を取らせて頂き、緩和ケア病棟をオープンしました。

以前は消化器外科病棟に勤務しながら、緩和ケア活動を行なっていましたが、今年10月に正式に緩和ケア病棟を開設させて頂き、より本格的な緩和ケア活動が出来るようになりました。
森本病院には、消化器がんをはじめ、多くのがん患者様が入院されてきます。患者さまはそれぞれ、がんの早期、維持期、終末期と様々な背景をもっているた め、医師や看護師をはじめとする病棟スタッフや緩和ケアチームなど多くのスタッフと協力しながら個々の状況に合ったサポートを行っております。
また、がん患者さまやそのご家族様が、最期までその人らしく生き抜いていけるように多くの人々と積極的にコミュニケーションをはかりながらサポートすることを心がけています。
『ここに入院できて良かった』『ここで看取れてよかった』というお言葉を頂くと、やはりうれしいです。
また、スタッフからも『学んだことが実践につながった』『悩みが少し解消された』等の言葉を聞くと、これからも患者さまやスタッフのために頑張ろう！という気持になります。

当院の看護部では、チャレンジしてみたいことを『やってみたら？』と積極的に応援してくれる組織風土があり、遠慮なく、自由にのびのびと取り組み学べる環境にあると思います。
私も認定の資格を当院の制度を利用して取得し、現在は、院内・院外の医療従事者を対象にした『東住吉森本病院　緩和ケア勉強会』や、がん患者さんやそのご家族を対象にした『がん患者サロン』など、新しい企画も次々と実現できています。